まきの・ぐるっとめぐり旅

桜が美しい春の南園・50周年記念庭園

桜が美しい春の南園・50周年記念庭園

緑生い茂る土佐の植物生態園

緑生い茂る土佐の植物生態園

牧野富太郎博士の生涯を紹介した展示館内部

牧野富太郎博士の生涯を紹介した展示館内部

博士ゆかりの植物が集まる展示館中庭

博士ゆかりの植物が集まる展示館中庭

印象的な温室入り口・みどりの塔

印象的な温室入り口・みどりの塔

桜が美しい春の南園・50周年記念庭園
緑生い茂る土佐の植物生態園
牧野富太郎博士の生涯を紹介した展示館内部
博士ゆかりの植物が集まる展示館中庭
印象的な温室入り口・みどりの塔

まきの・ぐるっとめぐり旅

牧野植物園は高知が生んだ「日本植物学の父」牧野富太郎の業績を顕彰するために1958年(昭和33年)に開園しました。全体で約8haと広大な園地は温室や展示館など見どころも多く、牧野博士ゆかりの植物など約3,000種類が四季を彩ります。
そんな牧野植物園のメインルートを大まかに押さえた、約1時間半でぐるっとめぐる入門編コースをご紹介します。

1時間半コース

スタート地点:正門

1.牧野博士を育んだ土佐の自然を体感しよう

土佐の植物生態園

牧野博士を育んだ豊かな土佐の自然を再現しています。標高1,000mを超える山地から海岸に至るまで、多様な自然環境に生育する高知県の植物を紹介しています。植物に詳しくなくても、ゆっくりと歩けば植物の種類の多さにきっと驚くはず!初夏〜夏にかけては植栽されている木々が生い茂り「緑のトンネルが気持ちいい」と来園者からも人気の高いエリアです。

2.五台山の自然と調和する建築美

牧野富太郎記念館 本館

土佐の植物生態園を抜けると見えてくるのがこの景色。建築家・内藤廣氏の設計による建物は周囲の自然と調和し環境に配慮した建築物として全国的な評価を得ています。建物内には植物園の成り立ちや五台山について解説された展示物をはじめ、牧野博士の蔵書や遺品を収蔵する牧野文庫(通常非公開)、教室や講演を行うスペースなどがあります。

3.眺望抜群! 生まれたばかりの新園地

こんこん山広場

2019年春にオープンしたばかりの新園地「こんこん山広場」は、老若男女さまざまな人々が集う憩いの芝生広場です。温室や南園の景色はもちろん近隣の竹林寺まで見渡せる「展望デッキ」や高さ4mのツリーハウス風展望台などを備え、眺望抜群!
また、牧野博士が東京都練馬の自宅に自身で植えたオオカンザクラやヘラノキなどを植栽した芝生広場、台湾産ツツジ属を中心にした花木類のエリアなどが広がります。

4.「博士ゆかり」の植物を散りばめた庭

中庭

常設展示室には牧野博士の生涯を紹介した展示はもちろん、2019年夏には、牧野博士の足跡や植物のふしぎなどをVR映像で楽しめる「展示館シアター」が新設しました。その常設展示室と、年に数回企画展を開催する企画展示室に挟まれた中庭には、牧野博士ゆかりの植物約250種類を植栽しています。植物ごとに設置されたパネルに紹介されているエピソードにも目を通してみてください。

5.植物園と五台山の歴史を感じる観賞園

南園

1958年の開園当初から現在まで姿を変えながら整備されてきた南園は、かつてはお隣の竹林寺の脇坊(お坊さんたちの宿舎)があったとされる場所。その歴史と、2つの山に挟まれた独特の谷地形を最大限に活かし、美しい景色と調和させた50周年記念庭園は必見です。東洋の園芸植物を中心に集め、四季折々にその魅力を堪能できます。

6.熱帯の花と緑を楽しめる温室

温室

2010年にリニューアルした熱帯さながらの室内では、国内外から集めた貴重な植物や色鮮やかな熱帯花木、熱帯果樹などを一年を通してお楽しみいただけます。
華やかなランが温室全体を彩る冬恒例の「ラン展」をはじめ、食虫植物のユニークな生態を紹介する「食虫植物展」など季節に応じたイベント展示も開催しています。

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