親子で満喫!ぐるっと植物園めぐり

東屋や芝生もあるこんこん山広場

東屋や芝生もあるこんこん山広場

ツリーハウスのようなこんこん山展望台

ツリーハウスのようなこんこん山展望台

ちぎって匂って!ふむふむ広場

ちぎって匂って!ふむふむ広場

高精細な映像で植物のふしぎを体験!

高精細な映像で植物のふしぎを体験!

靴をぬいでくつろげる展示館 キッズスペース

靴をぬいでくつろげる展示館 キッズスペース

温室にはユニークな植物がいっぱい

温室にはユニークな植物がいっぱい

東屋や芝生もあるこんこん山広場
ツリーハウスのようなこんこん山展望台
ちぎって匂って!ふむふむ広場
高精細な映像で植物のふしぎを体験!
靴をぬいでくつろげる展示館 キッズスペース
温室にはユニークな植物がいっぱい

親子で満喫!ぐるっと植物園めぐり

約8haの広大な園地に、さまざまな見どころがある牧野植物園。そのなかから、ベビーカーをご利用の方や、小さなお子さま連れの方でも、安心して楽しめるおすすめのコースをご紹介します。

2019年にオープンした「こんこん山広場」は、ピクニックにもぴったり。また、そのすぐ近くにある体験型の「ふむふむ広場」は、植物に触ったり、ちぎったり、匂いをかいだりできるため、お子さまに人気のエリアとなっています。さらに、滝あり!ジャングルあり!の「温室」は、色鮮やかな花や、ユニークなかたちの植物をめでながら探検気分を味わえますよ。

牧野植物園をぐるっと一周、ベビーカーや車いすでもめぐれるバリアフリーのコース。3~4時間の滞在を想定しています。高校生以下は無料です。

 ★園内を周遊する場合は、ゆるやかな下り坂となり歩きやすいため、正門からのコース(全長約2km)をおすすめします。
 ★ゆっくり滞在する時間がない場合や、体力的につらい場合は、立ち寄り場所をカットするか、北園のみ(正門から入退園)、
  南園のみ(中門から入退園)の散策をご検討ください。

 【距離の目安】
   ・こんこん山広場[1周]:約500m(やや高低差があります)
   ・ふむふむ広場[1周]:約200m
   ・展示館[1周]:約200~300m
   ・展示館~温室:約400m
   ・温室[1周]:約150m
   ・温室~植物研究交流センター(中門):約100m

 ※ベビーカー、車いすは本館窓口、中門窓口(植物研究交流センター3F)で無料で貸出をしています
  (予約は受け付けていませんが、それぞれ約10台ずつ、ご用意しています)。
 ※園内には、授乳室は2か所(本館、植物研究交流センター3F)、おむつ交換台を備えた多目的トイレは6か所あります。
 ※本館窓口、中門窓口では、粉ミルク用のお湯を提供できますので、窓口のスタッフにお声かけください。
 ※飲み物は、園内5か所にある自動販売機と、2つのショップで購入できます。
 ※お弁当の持ち込み可能です。マップのおにぎりマークがついた広場やベンチ、東屋で飲食できます。

子どもとめぐるマップ

4時間コース

スタート地点:中門

1.南園を見渡すレストランやショップでひと休み

植物研究交流センター

植物研究交流センターの3Fには、眺望抜群のレストランや、牧野博士や園のオリジナルグッズなどを取り扱うミュージアムショップがあります。

レストランには、小さなお子さま用のイスも用意され、小学生以下のお子さま限定でキッズプレートも提供しています。

ほっとひと息、疲れをいやし、散策の思い出をお持ち帰りください。

【レストラン「C.L.GARDEN」】
【牧野ミュージアムショップ「サクラ」】

2.授乳室とオムツ交換台もあります

植物研究交流センター

中門がある植物研究交流センターの3Fのそばには、授乳室や、また2Fにある多目的トイレには、オムツ交換台もあります。

入園窓口では、粉ミルク用のお湯も提供できますので、窓口のスタッフにお声かけください。

3.【おまけ☆開催日限定】目指せ!牧野博士~キッズラボ・プログラム~

キッズラボ

お子さまと一緒に園を訪れる前に、ぜひチェックしていただきたいことのひとつが、「植物教室」や「体験プログラム」の開催スケジュール。とくに植物や自然に少しでも興味がある子どもは、きっとより深い好奇心につながるはずです。

2023年5月からはじまったキッズラボ・プログラムは、顕微鏡を使った観察や化学実験など、専門的な内容を含んだ植物園ならではの学習プログラムを月に数回、開催しています。

主に研究員が講師をつとめ、絶滅危惧種のタネを観察したり、植物から色や香りを取り出したりと、学校などではなかなか体験できない内容となっています。

多くのプログラムの対象は、小学生となっていますが、興味があればぜひ、開催予定をチェックしてみてください。

【キッズラボ・植物教室について】

※キッズラボ・プログラムへの参加が目的であれば、中門(植物研究交流センター 3F)から入園してください。

4.熱帯の森や乾燥地を探検!

温室

世界各地の熱帯植物、約1000種類と出会える温室。大木の洞窟をイメージしたエントランス「みどりの塔」から探検のスタートです。

温室内には、乾燥地やジャングル、滝、水辺など、さまざまな環境が再現されています。

なかには、カカオやバニラ、バナナなど、馴染みのある植物も。これらの熱帯植物がどのように成長し、開花や結実していくのか、知らなかった姿を目にすることができますよ。

また葉の直径が2m以上にもなる水生植物、オオオニバスの葉を裏側から仰ぎ見られるスペースもあるので、ぜひのぞいてみてください。

 ※温室のそばに、自動販売機や休憩スペースがあります。

5.植物の絵本がたくさん!VRシアターも

牧野富太郎記念館 展示館

展示館の常設展示室の奥にあるキッズスペースには、植物や自然に関わる絵本をたくさん並べています。靴をぬいで、親子でゆっくりお過ごしください。

またすぐそばにある展示館シアターは、牧野博士の植物図や、植物が成長する仕組みなどを高精細な映像で楽しく学べるVRシアターです。

オリジナル作品が4本あり、時間ごとに上映されています(上映時間は約10分)。

なかでもお子さまに人気が高いのは「マキノ博士の植物教室~1時間目 花と果実~」と「牧野富太郎が描く植物の巧みなしくみ」。

上映スケジュールなどは、下記をご覧ください。

【展示館シアターについて】

 ※展示館には、自動販売機が2か所にあります。
 ※展示館 休憩スペース(中庭文庫)では座って飲食可能です。
  (空調がきいていて、植物に関わる本や園内のガイドブックも
  置いてありますので、ゆっくり休憩できます)
 ※オムツ交換台を備えた多目的トイレも設置されています。

6.ちぎったり匂いをかいだり!五感で楽しもう

ふむふむ広場

ふむふむ広場は、大人も子どもも「ふむふむ」とうなずきながら楽しく学べる体験型エリアです。

「土佐の畑」では、私たちの生活になじみの深い植物の普段なかなか見られないような姿を観察できます。

また「ふれあいの庭」では、ハーブやエディブルフラワー、触って楽しいオジギソウなどを植栽しており、触ったり、ちぎったり、匂いをかいだりして、五感で植物に親しむことができます。またよく四つ葉が見つかるといわれるクローバーも植栽していますので、”幸せ”が見つかるかも!?

7.かけまわるもよし!お弁当を広げるもよし!

こんこん山広場

憩いの場として2019年春にオープンしたこんこん山広場

園内で最も高い標高131m周辺に広がるエリアで、ゆるやかなスロープを登った先には、子どもがかけまわったり、レジャーシートを広げたりできる芝生の広場や、ヤマモモの木に寄り添うツリーハウスのような展望台があります。

また広場のエントランスの小高い丘には、春はお花畑が広がり、フォトスポットとしてもオススメ!

自動販売機やオムツ交換のできる多目的トイレもあります。

※園内の植物をよりよい環境で保てるよう、ボール遊びやバドミントン、フリスビーなどの遊具の使用はご遠慮ください。


8.授乳室とオムツ交換台もあります

牧野富太郎記念館 本館

本館にあるインフォメーションのそばには、授乳室やオムツ台が備わった多目的トイレもあります。

入園窓口では、粉ミルク用のお湯も提供できますので、窓口のスタッフにお声かけください。

9.お目当ての植物を探す地図をゲットしよう

牧野富太郎記念館 本館

入園窓口がある牧野富太郎記念館 本館

中にあるインフォメーションでは、園内で見られる花が写真付きで紹介され、マップも配布しています。家族で”宝さがし”をするように散策を楽しむこともできますよ。

館内で涼んだり、散策の準備を整える場所として、ぜひご活用ください。

 ※ペットボトル入り飲料は、本館にある「ボタニカルショップnonoca」で販売しています。

10.山から海まで 高知の自然を体感

土佐の植物生態園

正門から入園窓口がある牧野富太郎記念館 本館までのアプローチとしてつくられた土佐の植物生態園。わずか100mを歩くあいだに、高知に生育する約2,700種類の植物のうち、約4分の1にあたる700種類ほどの草花と出会えます。

正門入ってすぐ右手に広がるのは、標高1,000mを超える山地の植生を再現したゾーン。いっぽう、その向かい、正門左手に広がる森は一見同じように見えますが、標高500~1000mの低山の植生です。どんな違いがあるか、見つけられますか?(園内のパネルで、それぞれの特徴を解説しています)。

そこから少し歩みを進めると、人里や海岸、湖沼や丘陵地などの植生が広がり、私たちの暮らしに近い植物も見られるようになってきます。

約100mの道のりにギュッと凝縮された高知の自然。その名前が書かれた植物ラベルとともに展示してありますので、牧野博士を育んだ高知の豊かな自然を体験してください。

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