ガンゼキラン大群落の限定公開
- 開催期間
- 2025年5月23日(金) ~ 30日(金) 各日11:00~15:00 ※26日(月)はメンテナンス休園日
- 場所
- 展示館南側斜面(未公開園地)
- 内容
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5月23日(金)から30日(金)まで、7日間限定で一般公開します!
※26日(月)はメンテナンス休園日のため、公開はありません
絶滅危惧種ガンゼキランの大群落の一般公開を、今年も期間限定で行います。
この半世紀の間にガンゼキランは、転売目的の乱獲によって自生地での個体数が激減しています。
当園の株は、高知県四万十町志和の農家さんが近くの山で保護し自宅圃場で増殖していたものです。
2012年からコツコツと株分けしながら植栽を続け、植えた当初のバルブ(偽球茎)だけの状態から葉を茂らすまで回復させ、ようやく斜面の下から美しい大群落を見渡すことができるようになりました。
絶滅危惧種の生息域外保全の発信を目的に2018年より行っているこの一般公開は、今では自生地での群落が見られなくなったガンゼキランの大群落をご覧いただけるまたとない機会です。ぜひご鑑賞ください。
ご注意
・雨天時や雨後などで通路が滑りやすくなっている場合は、安全のために公開を中止することがあります。
ご来園の当日、ホームページでご確認ください。
・密集を回避するため、群落入口で入場制限を行うことがあります。
また群落内の通路が一方通行となっている場所があります。あらかじめご了承ください。
・階段や傾斜の激しい道がありますので、必ず運動靴などの歩きやすい靴でお越しください。
・車いすや悪路の通行に不安のある方は連絡道や南園の一部でもご覧いただけます。
【ガンゼキラン(ラン科)】
本州(静岡県・紀伊半島)・伊豆諸島・四国・九州・琉球、台湾、フィリピン、マレーシア、インドに分布し、常緑樹林内に生える地生ラン。園芸目的の乱獲により姿を消し、環境省絶滅危惧Ⅱ類、高知県絶滅危惧ⅠB類に指定されている貴重種。
- 主催
- 高知県立牧野植物園
- 企画・運営
- 公益財団法人高知県牧野記念財団
- 備考
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●イベントの内容を変更または中止させていただく場合があります。
●JR高知駅からは周遊観光バス「MY遊バス」をご利用いただき、植物園駐車場の混雑緩和にご協力ください。