ミニ展示「牧野日本植物図鑑展」
- 開催期間
- 11月21日(土)〜令和3年2月21日(日)
- 場所
- 展示館 企画展示室ロビー
- 内容
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土佐国佐川村(現高知県佐川町)で生まれた牧野富太郎博士は、独学で植物の研究に励み、日本における植物分類学の基礎を築きました。植物の学術研究においても偉大な業績を残しましたが、植物そのものについての知識の普及に大きな役割を果たしました。牧野博士の植物研究および教育普及活動の集大成の一つが『牧野日本植物図鑑』です。1940(昭和15)年に出版され、増補・改訂を重ねて、今年刊行80年を迎えました。
本展では、江戸時代の植物図譜から現代までのさまざまな植物図鑑をご覧いただき、図鑑の発達史を概観していくとともに、『牧野日本植物図鑑』の特徴をパネル展示で紹介します。本展示が、『牧野日本植物図鑑』を眺めて、読んで楽しんで、その魅力を再発見していただく機会となれば幸いです。
[主な展示内容]
・江戸時代の植物図鑑の紹介
・牧野富太郎が描いた学術的図鑑
・教育普及を目的とした図鑑のはじまり
・牧野日本植物図鑑の誕生
・牧野図鑑の現在
・多様な図鑑がつぎつぎと出現 など
[展示物]
・新分類牧野日本植物図鑑、原色牧野日本植物図鑑ほか図鑑約15冊
- 主催
- 高知県立牧野植物園
- 備考
- 新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、催しを中止する場合がございます。