令和6年度 マキノ・トークシーンVol.1
企画展「幻の画家 山田壽雄の植物図」サイドイベント(講演)
申込受付中
「富太郎の推し・植物画家 山田壽雄」
- 開催期間
- 2024年10月26日(土)13:30〜15:00(受付開始・開場13:00〜)
- 場所
- 牧野富太郎記念館 本館 映像ホール
- 内容
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牧野富太郎が最も信頼を寄せた“推し画家”山田壽雄を語る。
植物図の名手でもあった植物分類学者 牧野富太郎にその腕を認められた山田壽雄は、これまで大きく取り上げられることが稀な、知る人ぞ知る植物画家でした。2018年、企画展「山田壽雄が描く園芸植物」(主催:練馬区立牧野記念庭園記念館)、2020年には2017年冬に東京大学総合研究博物館のバックヤードから発見された山田壽雄の写生図の特別公開「東大植物学と植物画−牧野富太郎と山田壽雄」(主催:東京大学総合研究博物館)が開催され、続いて2024年3月に『山田壽雄画集』(北隆館刊)が出版されました。さらに、2023年の連続テレビ小説「らんまん」(NHK)でモデルとなった牧野の知名度の向上もあいまって、今、山田壽雄の名は世の中に知られつつあります。
本講演では、東京大学総合研究博物館にて山田の写生図を発見した池田博氏、山田壽雄研究の第一人者 田中純子氏、当園の企画展「幻の画家 山田壽雄の植物図」を担当した研究員 藤川ら3名が登壇し、牧野と山田の出会いと交流、牧野に勝るとも劣らない山田の植物図の魅力について、マニアックで「牧野&山田愛」あふれるトークをお届けします。
天賦の才を礎に、牧野の指導によってさらに技は磨かれ、いつしか牧野の “右腕”へと成長した山田の、未だ知られざる全貌に迫る今回のマキノ・トークシーン。ぜひ、ご期待ください。
【登壇者】池田博氏/東京大学総合研究博物館 准教授
田中純子氏/練馬区立牧野記念庭園 学芸員
藤川和美/牧野植物園 主任研究員
【定 員】60名(先着受付順)
【参加費】無料(入園料必要)
【登壇者プロフィール】
■池田博(いけだひろし)
東京大学大学院博士課程にて、ヒマラヤ産バラ科キジムシロ属の分類学研究で学位を取得。現在東京大学総合研究博物館の准教授として、植物分類学研究の第一線で活躍。『牧野日本植物図鑑』のコレクターとして知られる。東京大学総合研究博物館のバックヤードから山田壽雄の植物図を発見し、その実態解明を進める。
■田中純子(たなかじゅんこ)
上智大学大学院修士課程修了。中高等学校で教師を勤めたのち、東京国立博物館で江戸から明治時代にかけての博物学的資料の整理・調査にあたる。2010年、リニューアルオープンした練馬区立牧野記念庭園の学芸員になり現在に至る。牧野富太郎を新たな切り口で語る『シン・マキノ伝』(北隆館)をはじめ、牧野を支えた人々に焦点をあてた研究を行っており、山田壽雄研究の第一人者として活躍する。
- 主催
- 高知県立牧野植物園
- 企画・運営
- 公益財団法人高知県牧野記念財団
- 対象
- 一般
- 参加方法
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9月11日(水)9:00〜申し込み受付開始(先着順)
●応募フォームに氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレスなど必要事項を入力してください。
●1 回のご予約につき2名様分まで受付可能です。
●未就学児童以下の幼児は、人数のカウントには含まれません。
●電話・FAX・当園の入園窓口での申し込みは受け付けておりませんので、あらかじめご了承ください。
- 備考
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●参加人数が定員に満たない場合は当日参加を受け付けます。当ホームページでご確認ください。
●天候の状況等により催しの内容を変更または中止させていただく場合があります。ご来園の際は最新情報をホームページでご確認ください。
●牧野植物園へはJR高知駅発の周遊観光バス「MY遊バス」をご利用いただき、植物園駐車場の混雑緩和にご協力ください。
●催しの開催状況により、駐車場の混雑が予想されます。駐車場の最新情報は、当ホームページでご確認ください。
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