更新情報2024年06月07日

見ごろの植物を更新しました

チトセカズラ

チトセカズラ

ハンゲショウ

ハンゲショウ

カギカズラ

カギカズラ

シタキソウ

シタキソウ

キレンゲショウマ

キレンゲショウマ

ヒメユリ

ヒメユリ

チトセカズラ
ハンゲショウ
カギカズラ
シタキソウ
キレンゲショウマ
ヒメユリ

本館と展示館を結ぶ回廊では、ボテっとした黄色い花、キレンゲショウマが咲き始めています。「らんまん」で要潤さんが演じた田邊教授のモデルと考えられる矢田部良吉教授が新種として発表した植物です。キレンゲショウマ属は東アジア固有の属で、キレンゲショウマ、ただ一種だけ(独立種として)。属名を和名そのままの Kirengeshoma としたのは、日本の植物学を立ち上げた矢田部教授の悲願の現れだったと推測されます。

同じく回廊で、見ごろを迎えているのが、マチン科のチトセカズラ。マチン科は主に熱帯から亜熱帯に分布し、日本ではあまり聞き覚えがない分類群かと思います。チトセカズラは、国内では兵庫県と中国地方(岡山、広島、山口および鳥取各県)のごく限られた場所と沖縄に分布する常緑のつる植物で、谷沿いの林内や林縁にまれに見られます。環境省レッドリスト2020では絶滅危惧II類(VU)に指定されています。牧野博士は吉野善介氏が岡山県高倉村(現・高梁市)で採集した標本などを基に1901年、植物学雑誌にて学名を正式に発表しました。

また南園の温室を降りた先の池や、牧野博士の銅像の手前では、ハンゲショウの花が咲き始めています。本種は本州から琉球の水辺や湿地に群生し、ドクダミの仲間(ドクダミ科)だけあって、全体に一種の臭気があります。小さな花が集まった花序に派手さはなく、花期の間だけ、花序に近い数枚の葉(の下半分)が白くなって目立たせることで昆虫を花に誘います。名前の由来は半夏生(夏至から11日目)のころに白い葉をつけるからとも、葉の下半分が白いことから半分化粧したようだからだとも。

今週末は「サボテンと多肉植物展」が開催されます。販売会もあり、毎年大変好評なイベントですので、ぜひお楽しみください。

サボテンと多肉植物展

見ごろの植物

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