更新情報2024年07月26日
見ごろの植物を更新しました
生態園や回廊、こんこん山広場、連絡道など園内各所では、ビロードムラサキが淡紫色の花を咲かせています。国内では三重県、和歌山県、高知県、九州南部に分布します。牧野博士が高知市五台山などで採集した標本をもとに、1914(大正3)年、新種として発表しました。葉にやさしく触れてみてください。葉には星状毛(せいじょうもう)とよばれる、四方に枝分かれした毛が密に生えていて、ビロード(ベルベット)のような手触りです。
ふむふむ広場ではオジギソウが球状にまとまった淡紅色の花を咲かせています。南米原産で、日本には1841(天保12)年、観賞用に持ち込まれました。触ると葉を素早く閉じることから「動く植物」として有名ですが、茎にはトゲがあるので気をつけてください。最近の研究で、葉を素早く閉じる運動がバッタなど昆虫からの食害を防ぎ、自分の身を守っていることが明らかになりました。
温室では9/1(日)まで食虫植物展を開催中です。ハエトリグサやウツボカズラなど魅惑の食虫植物たちをご覧ください。中でもムジナモの赤ちゃん(実生苗:みしょうなえ)の展示は国内の植物園では初めて(当園調べ)です。貴重なこの機会にぜひご来園・お楽しみください。
見ごろの植物
「園内では〇月ごろ、どんな花が見られるの?」
過去の「見ごろの植物」を1年分アップしました。ご来園の参考に、ぜひご活用ください。
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見ごろのカレンダー