更新情報2024年08月16日

見ごろの植物を更新しました

ヒナシャジン

ヒナシャジン

オミナエシ

オミナエシ

ホップ

ホップ

ナンバンサイカチ

ナンバンサイカチ

サガリバナ

サガリバナ

スイレン属の園芸品種‘コロラド’

スイレン属の園芸品種‘コロラド’

ヒナシャジン
オミナエシ
ホップ
ナンバンサイカチ
サガリバナ
スイレン属の園芸品種‘コロラド’

本館ウッドデッキを回廊側へ階段を降りた先では、高知県・愛媛県の石灰岩地固有の希少な植物、ヒナシャジン(キキョウ科)の鉢展示が始まりました。
牧野博士が横倉山で採集した標本を基に学名を発表し、博士ともかかわりが深い松村任三博士が和名をつけた植物です。シャジンとは広くツリガネニンジンの仲間を指し、和名はその線が細い草姿に由来します。

土佐の植物生態園や芝生広場、蛇紋岩植生園などではオミナエシ(スイカズラ科)が鮮やかな黄色の花を咲かせています。本種は北海道から九州の、日当たりが良い山野や草原に生育し、秋の七草のひとつとして古くから親しまれています。日本の野生植物(平凡社)には「花は8-10月。かすかな悪臭がある」とあったので、実際に香りを嗅いでみましたが、個人的には悪臭と感じませんでした。よければみなさんもトライしてみてください。

薬用植物区ではビールの風味付けで有名なホップ(アサ科)が花を咲かせています。ホップには雄株と雌株があり、雌株が咲かせる雌花は緑色で目立ちませんが、苞から飛び出しためしべがユニークです。花が終わると苞が成長し、みなさんがイメージする松ぼっくり状になります。花の位置が少し高いので、上のほうを観察してみてください。

温室では9/1(日)まで食虫植物展を開催中です。ハエトリグサやウツボカズラなど魅惑の食虫植物たちをご覧ください。ナンバンサイカチ(マメ科)も“たわわ”に花を咲かせています。まさにゴールデンシャワー(本種の英名、別名)です。

見ごろの植物

「園内では〇月ごろ、どんな花が見られるの?」
過去の「見ごろの植物」を1年分アップしました。ご来園の参考に、ぜひご活用ください。

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見ごろのカレンダー

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