更新情報2024年08月23日

見ごろの植物を更新しました

ヒメハマナデシコ

ヒメハマナデシコ

スイタグワイ

スイタグワイ

サルスベリ

サルスベリ

オミナエシ

オミナエシ

サガリバナ

サガリバナ

ヒナシャジン

ヒナシャジン

ヒメハマナデシコ
スイタグワイ
サルスベリ
オミナエシ
サガリバナ
ヒナシャジン

本館ウッドデッキでは、ヒメハマナデシコ(ナデシコ科)の鉢展示が始まりました。花は咲き始めで、紅紫色の花が次々咲くでしょう。本種は和歌山県・愛媛県・九州から南西諸島に分布し、和名のとおり海岸沿いの岩上に生育します。葉にも注目してみてください。葉は乾燥や塩害に負けないように肉厚で光沢があります。牧野博士が鹿児島県大隅半島で採集した標本をもとに「植物学雑誌」にて学名と和名を発表しました。

展示館中庭の水鉢では、スイタグワイ(オモダカ科)が純白の3弁の花を咲かせています。水田などに生えるオモダカの品種で、牧野博士が新品種として「植物研究雑誌」にて学名を発表しました。1つの花茎の根元側には雌花(花の中心が緑色の球形)を、上側には雄花(多数のおしべで黄色い)をそれぞれ咲かせるので、花の違いを観察してみてください。正月に食べるクワイより小ぶりですが、地下茎の先にできる塊茎は味が良く、かつて京都御所に献上されていた大阪府吹田市の名産品でした。

南園の5号池、6号池の周辺などではサルスベリ(ミソハギ科)が鮮やかな紅色や白色の花を咲かせています。本種は中国南部原産で、日本には江戸時代初期に渡来し、庭園や公園などで広く栽培されています。サルもすべり落ちるほど滑らかな幹を触ってみてください。

展示館の企画展示室では11/24(日)まで『幻の画家 山田壽雄の植物図』を開催中です。牧野博士が最も信頼を寄せた画家と知られる彼の珠玉の植物図など約100点を一挙公開します。


見ごろの植物

「園内では〇月ごろ、どんな花が見られるの?」
過去の「見ごろの植物」を1年分アップしました。ご来園の参考に、ぜひご活用ください。

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見ごろのカレンダー

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