ニュース2024年11月19日

【研究情報】当園の標本をもとにフデリンドウの新変種が発表されました

フデリンドウの新変種とされたコバナフデリンドウ ©鴻上泰

フデリンドウの新変種とされたコバナフデリンドウ ©鴻上泰

県東部に集中して分布しtosaensis の名があてられました ©鴻上泰

県東部に集中して分布しtosaensis の名があてられました ©鴻上泰

当園に収蔵されていた標本が新変種のタイプ標本とされました

当園に収蔵されていた標本が新変種のタイプ標本とされました

フデリンドウ ©鴻上泰

フデリンドウ ©鴻上泰

フデリンドウ ©鴻上泰

フデリンドウ ©鴻上泰

フデリンドウの新変種とされたコバナフデリンドウ ©鴻上泰
県東部に集中して分布しtosaensis の名があてられました ©鴻上泰
当園に収蔵されていた標本が新変種のタイプ標本とされました
フデリンドウ ©鴻上泰
フデリンドウ ©鴻上泰

当園に収蔵されていた標本をもとに、長野県植物研究会と兵庫教育大学のチームが、フデリンドウ(リンドウ科)の新変種 コバナフデリンドウ var. tosaensisを「植物研究雑誌」99 巻 (2024) 5 号に発表しました。

[出典:山本将也・上野由紀枝・上野勝典(2024)「フデリンドウ(リンドウ科)の1変種」植物研究雑誌 99(5): 318-324]

本研究には、当園の植物調査ボランティアを務める5名の方が、高知県内の自生地への案内や、コバナ型の情報提供をするなど協力しています。

フデリンドウとコバナフデリンドウの形態や生育環境の違いなどについては、2020年に発表された「高知県と岐阜県で見られるフデリンドウ(リンドウ科)の花の小型化)について」(「植物研究雑誌」95 巻 (2020) 3 号)に、日本語で詳しく書かれています。

【高知県と岐阜県で見られるフデリンドウ(リンドウ科)の花の小型化:「植物研究雑誌」95 巻 (2020) 3 号】

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