牧野富太郎 生誕150年記念展

ゆかりの植物

博士の愛した植物 牧野博士ゆかりの植物を四季にわけて紹介します。

  • ワカキノサクラ[バラ科]

    ワカキノサクラ

    [バラ科]

    Prunus ogawana Makino

    場所:展示館 中庭

    牧野富太郎が故郷である佐川町尾川で栽培されていたものを発見し、1912年『植物学雑誌』にて学名を発表。播種後わずか2~3年の稚樹で開花し大きくならない。

  • フジツツジ[ツツジ科]

    フジツツジ

    [ツツジ科]

    Rhododendron tosaense Makino

    場所:展示館 中庭

    牧野富太郎が1892年に須崎桑田山で発見し、1904年に学名を発表。高知県を代表するツツジで早春に咲く。オンツツジが雄々しい印象を受けるのに対し、藤色の小さな花をつけて女性的な印象を受けるフジツツジはメンツツジという別名があります。

  • ラショウモンカズラ[シソ科]

    ラショウモンカズラ

    [シソ科]

    Meehania urticifolia (Miq.) Makino

    場所:展示館 中庭

    1899年に牧野富太郎が『植物学雑誌』にて学名を発表。花を羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えて和名が付けられた。絶滅危惧Ⅱ類(高知県)。

  • キバナノセッコク[ラン科]

    キバナノセッコク

    [ラン科]

    Dendrobium tosaense Makino

    場所:展示館 中庭

    1891年に牧野富太郎が『日本植物志図篇』に植物図と記載文を添えて学名を発表した。中国本土のD. catenatum Lindl.と同種とされることもある。絶滅危惧ⅠB類(環境省)。

  • サユクリ[ユリ科]

    サクユリ

    [ユリ科]

    Lilium auratum Lindl.
    var. platyphyllum Baker
    (Syn. Lilium platyphyllum
    (Baker) Makino)

    場所:展示館 中庭

    ユリ類の中で世界最大級の花をつける伊豆諸島固有種。牧野富太郎は『大日本植物志』で植物図と共に学名を発表し、その後1914年に種に変更した。現在は変種説とするのが一般的である。

  • ヨコグラノキ(果実)[クロウメモドキ科]

    ヨコグラノキ(果実)

    [クロウメモドキ科]

    Berchemiella berchemiifolia
    (Makino) Nakai

    場所:展示館 中庭

    1898年に牧野富太郎が『植物学雑誌』に学名を発表。和名は高知県越知町の横倉山で発見したことによる。牧野博士が発見した個体は今も横倉山に健在である。準絶滅危惧種(高知県)。

  • ヒメノボタン[ノボタン科]

    ヒメノボタン

    [ノボタン科]

    Osbeckia chinensis L.

    場所:展示館 中庭

    1890年に牧野富太郎が『日本植物志図篇』に詳細な図を描いた。ノボタンより小型のためこの和名があるが、ノボタンとは別属である。絶滅危惧Ⅱ類(環境省)。

  • ノジギク[キク科]

    ノジギク

    [キク科]

    Chrysanthemum japonense
    (Makino) Nakai

    場所:展示館 中庭

    日本固有の野生ギクの一つ。兵庫県以西の瀬戸内海沿岸と太平洋側の海岸に近い山のふもとや、崖に生える多年草。牧野富太郎により1890年に和名が付けられた。

  • ジョウロウホトトギス[ユリ科]

    ジョウロウホトトギス

    [ユリ科]

    Tricyrtis macrantha Maxim.

    場所:展示館 中庭・回廊

    牧野富太郎が横倉山で発見し、花の美しさを宮中に仕える貴婦人(上臈)に例えて和名を付け、『日本植物志図篇』の記念すべき第1巻第1集第1図版に植物図を掲載。高知県の石灰岩地特産。

  • ツルゴカヨウオウレン[キンポウゲ科]

    ツルゴカヨウオウレン

    [キンポウゲ科]

    Coptis quinquefolia Miq.
    var. stolonifera Makino

    場所:展示館 中庭・回廊

    本州(福島以南)に分布。牧野富太郎が1911年『植物学雑誌』においてバイカオウレンの変種として学名・和名を発表した。現在バイカオウレンに含められる。

  • モクレイシ[ニシキギ科]

    モクレイシ

    [ニシキギ科]

    Microtropis japonica
    (Franch. et Sav.) Hallier f.
    (Syn. Otherodendron japonicum
    (Franch. et Sav.) Makino)

    場所:展示館 中庭

    1909年に牧野博士が新属を設立し学名を発表。『大日本植物志』に詳細な記載と精密な図を載せた。暖地の海岸付近の常緑樹林内に自生する常緑低木で雌雄異株。

  • シマテンナンショウ[サトイモ科]

    シマテンナンショウ

    [サトイモ科]

    Arisaema negishii Makino

    場所:展示館 中庭

    1918年に『植物研究雑誌』に牧野博士が発表。伊豆七島に分布するテンナンショウ属の一種。種小名は採集者に献名したもの。この仲間で食用になるのは本種だけである。

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