更新情報2023年09月22日

見ごろの植物を更新しました

フジバカマ

フジバカマ

ツリフネソウ

ツリフネソウ

シオン

シオン

オミナエシ

オミナエシ

ダイサギソウ

ダイサギソウ

ヒメノボタン

ヒメノボタン

フジバカマ
ツリフネソウ
シオン
オミナエシ
ダイサギソウ
ヒメノボタン

こんこん山とふむふむ広場では秋の七草のひとつ、フジバカマが白から淡い桃色の花を咲かせています(南園の銅像周辺は近縁種のコバノフジバカマです)。本種は旅する蝶アサギマダラが好んで吸蜜する花としても有名で、この時期は園地でもアサギマダラがよく観察できるので併せてお楽しみ下さい。
南園のお馬道では一年草のツリフネソウが咲き始めました。名前は花の形を帆掛け船に例え、それが吊られているように見えることに由来します(諸説あり)。花の一番奥の渦巻き状の管を距(きょ)といい、ここに蜜を溜め込みます。トラマルハナバチやスズメガなどは長い口吻を使って距に溜まった蜜を吸い、その時に触れた花粉を他の花に送り届けて受粉を助けます。
薬用区ではキク科のシオンが淡い青紫色の花を咲かせています。根や根茎を乾燥させたものを紫菀(しおん)と呼び、去痰や鎮咳などを目的に杏蘇散(きょうそさん)などの漢方薬に配合します。

見ごろの植物

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